第六弾は日本におけるSST（ソーシャル・スキルズ・トレーニング）の第一人者である前田ケイ氏です。

前田先生は、「社会の中で力をつけることができる」SSTを使って、精神障碍者等に社会の中でよりよく生きる技術を身に着ける支援をしています。

インタビューの中で先生は、「支援者に大切にしてほしいスキル」についてもお話しされています。また、前田先生が最後に語った支援者へのメッセージでは、先生がどのような気持ちで精神障碍者等と向き合っているのかわかります。

〈エピソード〉
インタビュアーである当事者が緊張していると、前田先生が「まず練習してみましょう」と声をかけてくれました。本編は、前田先生と練習した後の本番の映像になります。

振り返ってみると、随所で、前田先生が答える前に、「いい質問ね」と一言返してくれることで、インタビュアーは小さな成功体験を得ていました。このインタビュー自体が、前田先生のSSTだったのではないかと思います。インタビュアーに対する先生の言葉のかけ方等についても注目してご覧ください。